冷感寝具は夏には欠かせないアイテムです。
しかし夏の暑い時期に使用すると、ちっとも涼しくない、かえって温かいと感じることもあります。
これはエアコンなどの冷房をつけていないからで、冷間寝具の使用にはエアコンや扇風機、窓を開けて涼しい外気を取り入れるなどの処置が必要です。
なぜかというと冷房を使わずに冷感寝具を使うと、体から発したぬくもりを寝具が吸収します。
吸収されると体は冷たさを感じますが、しばらくすると奪ったぬくもりが逆に体に返っていくようになり暑いと感じるようになるからです。
寝具が奪ったぬくもりは冷房をかけると寝具の外に放出されるのです。
お店で売られているものはひんやり感を感じるのは、お店が冷房で冷たくなっているからで、冷房が効いていなければ寝具を触ってもひんやり感はありません。
このことがよくわかるのが敷パットを使用した時で、冷間寝具の中でも敷パットは体の下にあって冷たさを感じます。
これは体の熱を吸収しているからで、一時的には冷たく感じますがそのうち感じなくなり逆に暑いと感じるようになります。
冷感寝具を使うとひんやりとして冷たいので、冷房の節約になると考える人もいますが,少し抑え気味の出力で冷房を使うことが必要です。